ABOUT US~わたし達について~

安土桃山時代から続く
伝統工芸「山中漆器」

伝統の技術を受け継ぎながら
新しいライフスタイルに合う
ものづくりを次世代に繋ぎます

伝統工芸が盛んな北陸。特に江戸時代に花開いた加賀百万石文化が今なお息づく石川県は工芸王国とも言われております。
山中漆器は安土桃山時代に、加賀市山中温泉に木地師の集団が移住したことに始まります。
その後、山中温泉の湯治客への土産物として造られるとともに、江戸中頃からは会津、京都、金沢から塗りや蒔絵の技術を導入して木地とともに茶道具などの塗り物の産地として発展をしてきました。

また伝統的な漆器作りにとどまらず、昭和30 年代からはプラスチック(合成樹脂)の素地にウレタン塗装を施した合成( 近代) 漆器の生産にいち早く取り組んだ結果、飛躍的に生産額を伸ばし、伝統漆器と併せた生産額では全国一の座にあります。

伝統的工芸品の産地でありながら、異業種・異分野の技術導入に積極的で進取の気性にあふれた産地として発展できたのは、古くからの温泉地であり松尾芭蕉をはじめとした全国各地からの温泉客による情報流入があったという背景もあります。

enne はこの伝統の技術とマインドを受け継ぎながら、更に近隣の産地や工芸、新しい技術と新しいデザインを組み合わせ、現代のライフスタイルに合う「Premium」な「Real Life Design」を提案いたします。

~手のひらに職人の技を~ enne の商品は伝統工芸「山中漆器」のさまざまな職人が一つ一つ心を込めて丁寧にものづくりをしております。
安土桃山時代から受継がれた伝統工芸の技術を継承し、その一つ一つの工程がMade in JAPAN、Made in YAMANAKA であり、 漆塗りや金箔張りの他にはない光沢感、近代漆器によるウレタンコーティングなどによる強度UP、近代蒔絵の絵付けの技術による 立体感と光沢感、それぞれの工程間での乾燥など、手間と時間のかかる手しごとです。

enne ではこのような伝統工芸を出来るだけ身近に感じていただきたいと思っております。

例えば普段使いのバッグに山中塗りのステンレスボトルを入れて持ち歩いたり、漆塗りのスケートボードやゆびすけぼーを 手に取ることによって伝統工芸を普段の生活の中に取り入れ、職人の技を感じていただけると幸いです。